マクロビオティックのこと

日々の暮らしのヒント

 マクロビオティックという言葉を聞いたことがありますか?

情報過多の現代、どこかで耳にしたことがあるかたは結構多くなったと思います。
ここでは、私がマクロビオティックとの出会いや教室について少し書いてみました。
マクロビオティックについての詳しいことは少しずつ別記事にしていきたいと思います。

 よく、マクロビオティックは日本から欧米へ伝わり逆輸入された食事法といわれることがあります。マドンナは日本人のシェフ西邨まゆみさんのマクロビ食で生活、ジョンレノンは、オノヨーコさんからマクロビを教えてもらったそうです。

私はかれこれ17年ほど前に自然食に興味をもち、地元の自然食の料理教室に通い始めたのがきっかけで、マクロビオティックの生活を始めました。当時は自然食を徹底して実践している人は少なく、自然食の料理教室は、体質改善や病気治しのイメージが強かったと思います。

 私はマクロビオティックを始める前は、独学でパン作りをしていました。専業主婦で子育て中心の生活では、何か目標や楽しみが欲しい、そう思いました。

元々料理が苦ではなく、祖母の料理を手伝ったり、小学生の頃は本を見ながら、パンやクッキー、ケーキなどを作っていましたので、特にパン作りは自己流でも楽しくて続いたのだと思います。

レーズンから起こす天然酵母作りは、当時珍しくて、本やネット情報はとても少なくて苦労しましたが、これも楽しさもあり、人に教えるまでになりました。

 マクロビオティックは、パン作りを始めたころにネットであれこれ検索していた時に、たどり着きました。

不揃いの野菜のお試しセット

地元の自然食料理教室からの出発

 マクロビオティックに興味をもち、さっそく勉強したくて近くに学ぶところがないか探しましたが、東京、仙台など、遠方しかなく諦めていた時、下の娘の母乳育児でお世話になった助産師さんから、市内に自然食料理教室があることを教えてもらいました。

 そこはなんと、玄米菜食や自然療法で有名な「あなたと健康社」東城百合子先生の愛弟子さんが主宰の教室でした。さっそく通い始めて1年経たないうちに、やっぱり動物性食材を使わない「マクロビオティック」をやりたいと、一念発起、東京のリマクッキングスクールに通う事を決意。

 幸い市内に新幹線が通っているので通いやすく、約2年弱で師範を卒業しました。

マクロビオティック料理教室

当時有名だったマクロビオティックを勉強できる教室は、大きくわけて次の3つでした。

東京のリマクッキングスクール

現在のマクロビオティッククッキングスクールリマhttps://lima-cooking.com/ です。小田急線の東北沢駅を降りた教室でした。当時は松本光司校長先生、愛子先生をはじめとした、歴代の先生方がいらして、全国各地から集まる生徒数も毎回飽和状態。教室にはいつもたくさんの生徒がいて、先生の手元を見るために、みんな場所の確保や、率先して下処理の手伝いなどを実践していました。

マクロビオティック日本CI協会サイト/トップページ
日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

クシマクロビオティック

学びはそれで収まらず、、恵比寿にあったクシマクロビオティックスクールの通信を学び、スクリーニングに1度上京。ベーシックを取得。
クシマクロビオティックは、久司道夫氏が欧米で広めたことで有名です。アメリカで爆発的なブームとなり、アメリカの食の改善のもとになったマクガバンレポートに強く影響を与えていると言われています。

一慧のクッキング

その他、荻窪にある「一慧のクッキング」

http://www.uchuken.com/で数回学びました。

大森先生は、ご夫婦で日本のマクロビオティックの基盤を作り上げた有名な先生で、
穀物菜食の基本をしっかり学ぶために多くの生徒さんが学びを得た教室です。
リマクッキングスクールの初代校長は、大森一慧先生です。

大森先生繋がりで知った、愛知県小牧市にある愛知食養村http://aichism.arrow.jp/

の伊藤誠先生(大森英櫻先生の愛弟子)から食養指導を受け、私自身、体質改善をしました。

その時、肝臓疾患が完治した経験があります。

その他、正食協会がありますが、関西方面の方に通う方が多いようです。

岡部賢二先生の本はわかりやすく、何度も読んで勉強になりました。


自宅で始めた料理教室

東京での学びをしながら、自宅で子育て世代のお母さんなどに、天然酵母パンやマクロビオティックの料理会を始めたところ、子育て世代の意識の高いお母さんたちが、小さなお子様連れで参加してくださいました。

 子どもを連れて料理教室に参加できるのは、とても魅力的で、当時は口コミだけで代わる代わる子供連れのお母さんたちが料理会に参加してくださった思い出があります。

 時代と共に移り行く穀物菜食

15年ぐらい前のマクロビオティックと、今のマクロビオティックの考え方は、大きく変わりました。

マクロビオティックという自然に寄り添う生活をはじめるのに、ハードルは高くありません。

いろんな考え方、やり方がありますが、ベースは同じで、
体に優しく、地球環境に配慮しているという点にあると思います。

マクロビオティック、ヴィーガン、ベジタリアンなどのなかで、調理法も様々。
料理や食材で共通するのは、オーガニック、無農薬栽培、有機農産物などを大切にしています。

多種多様な健康法が出ていて、何がどう良いのか?悪いのか?どっちがいいの?

と、情報が多すぎる現代は、答えが見つからないことが多く、情報に振り回される人も多いのではないでしょうか。

 また、いろんな健康法がある中で、自分に何があっているのか、何に納得できて、何を選んでいくのかは、自分自身が決める事です。

ですので、マクロビオティックが良いとか、悪いとか、比べてどうなのかとか、いろんな意見がありますが、ぜひ「自分自身どう思い生活に取り入れていけるか」を基準にしていくことをおススメします。


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